米国Appleらしからぬ行動だった。同社は先週末、6月19日に発表したスマートフォンの最新モデル「iPhone 3G S」の名称(表記)を変更したのである。新名称は「iPhone 3GS」。GとSの間にある半角スペースをひっそりと削除した。
6月24日現在のAppleの報道資料には、すべてiPhone 3GSと表記されている。しかし、AppleのWebサイトでは、いまだにiPhone 3G Sという表記が使用されている(もっとも、修正されるのも時間の問題だと思うが…)。
新iPhoneが発表された時、製品名の正しい表記について、報道陣の間ではとまどいが広がった。これまでのロゴの後ろに、小さな四角で囲まれた“S”が置かれていたからだ。
Appleは、その表記方法を明確にするため、“iPhone 3G S”という表記を用いたプレス・リリースを発表した。だがその4日後、表記を“iPhone 3GS”に変更し、すべての報道資料を新たな表記に修正したのである。
なぜ名称を変更したのだろうか。考えられる理由としては、Webベースの解析対策、もしくは商標登録の問題が挙げられる。“iPhone 3GS”と表記することで、Googleなどの検索エンジンを利用する際に、iPhoneの新モデルと旧モデルとを明確に区別できるからだ。
また、商標登録の側面から見ると、3GもSも普通名称であり、“3G S”は商標登録として保護するのが困難だという背景がある。そう考えると、“3GS”のほうが容易に商標登録できる可能性が高い。
とはいえ、Appleのことである。ほかに知られざる理由があるのかもしれない。米国Washington postは、Apple広報担当者の話として「(名称変更の理由は)3GSをひとまとめにしたほうが見栄えよいと判断したから」と報じている。-Computerworld.jp
(Mark Hattersley/Macworld英国版)
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