「登録無料!」「基本プレイ料金無料!」――。オンラインゲームの広告を見ると、とにかく目立つのが「基本無料」「登録無料」といった文字。現在運営されているPC用オンラインゲームの多くは、基本プレイ料金無料で遊べるかわりに、ゲーム内アイテムを有料にて販売することで利益を得る「アイテム課金制」と呼ばれるモデルを採用しています。
しかし、この「アイテム課金制」に異を唱え、「脱・アイテム課金」に向けて動き出したオンラインゲームがありました。Ankama Japanが運営するMMORPG「DOFUS(ドフス)」がそれで、先日行われたアップデートを機に、従来の課金システムを大幅に見直し、今後は月額制に近い形へ近づけていくことを発表しています。
「DOFUS」を運営するAnkama Japanは、アイテム課金モデルが抱える大きな問題の1つとして、「お金のあるプレイヤーが、お金があるというだけで力を持てる」という点を挙げ、同時に「ゲームバランスを著しく崩す危険」もあると指摘します。
「アイテム課金に頼るかぎり、いつかは課金をする人とそうでない人との間に大きな差が生まれることになります。プレイヤーの皆さんに始終『買い物』を強い、お金を払うことでしか手に入らないアイテムを提供しつづけなければならないでしょう」(リリース資料より)
もともと「DOFUS」では、アイテム課金制を採用していたとは言え、上記のような点を踏まえ、ゲームバランスを崩さない程度の、最低限のアイテム(プレイヤーの見た目を着飾るためのアイテムなど)を中心に販売していました。今回のアップデートではそれをさらにもう一歩進め、「プレミアムモード」という権利を新たに販売する形となります。
プレミアムモードの利用権は、30日あたり500オグリン(1オグリン=1円)で販売。また2万オグリンで「永久会員」権も購入できるほか、これまでに累計5万オグリン以上使っている人は自動的に「永久会員」扱いになるそうです。プレミアムモード加入中は、経験値やドロップ率に5%のボーナスが付くほか、移動可能なマップやレベル、クラスなどの制限などがなくなり、ゲーム内のすべてのコンテンツにアクセス可能に。基本プランとの違いはこちらの表(http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1201/26/news104.html)のとおりとなっています。
「月額制に近い形」を目指すというだけあって、こうして見ると、ある程度遊んだあとはほぼプレミアムモード加入が必須と言ってよさそう。「モンスターハンターフロンティア」も、無料の「トライアルコース」ではハンターランク2までしかプレイできませんが、仕組みとしてはそれに近いかもしれません。なお、プレミアムモードに入らないでどれくらいまで遊べるかAnkama Japanに聞いてみたところ、「早い人なら、1日あれば上限まで達してしまうかもしれません」とのことでした。
ちなみに、これまで無料で遊んできた人にとっては、これだと実質「有料化」になってしまうのでは?
「そうですね。ある程度は叩かれるだろうという覚悟もありました。ただ発表後の反応は9割以上が今回のアップデートについて肯定的に見てくれているようで、私たちも驚いています。それだけ従来のアイテム課金モデルに疑問を感じていた人が多かったということかもしれません」(Ankama Japan 広報)
確かに、アイテム課金制を採用している以上、プレイヤーは常に「お金をかけないとゲームを十分に楽しめないのでは」といった疑念を抱えたままゲームをプレイしなければなりません。高額な課金につながりがちな「ガチャ」システム(ガチャガチャのように、ランダムでアイテムが出てくる方式)も、近年では問題視する声が大きくなりつつあり、その点でも今回の「DOFUS」の取り組みは、業界にとって大いに意義のある一歩と言えるのではないでしょうか。-ねとらぼ
動画などの無料コンテンツを視聴する際、視聴前にオンライン広告を見なければならないとしたら、あなたは何秒まで我慢できるだろうか?米 Poll Position が2012年1月15日に実施した調査によれば、我慢できるのは15秒までという人が全体の過半数を占めていることがわかった。
これは Poll Position が全米の成人1,179人に対し電話による聞き取り調査を実施し、その結果をまとめたもの。調査結果は、年代別、人種別、支持政党別に分類されている。
調査の結果、オンライン広告に15秒までなら我慢できると回答した人の割合は54.1%で、全体の過半数を占める結果となった。30秒までならと回答した人は12.1%。45秒までは4.2%。60秒では2.9%。わからないと回答した人は26.7%だった。
年代別に見た場合、18歳から29歳の層はオンライン広告に対して最も不寛容。60秒の広告に我慢できるとした人の割合は0%だということがわかった。逆に、最も寛容なのは45歳から64歳の層。45秒の広告を待てるとした人が7.4%、60秒でも我慢できるとした人が4.4%いた。-japan.internet.com
“ブログを書く力士”として注目を集めた元小結普天王の稲川親方(31)=出羽海部屋。29日には自らの引退相撲(東京・両国国技館)をインターネットの動画サイトで生中継する角界初の試みに踏み切るなど、精力的に情報発信する姿勢は親方になっても変わらない。相撲協会全体が観客動員増を模索する今、角界屈指のネットの使い手に、これまでの取り組みと思いを聞いた。(聞き手 宝田将志)
--ブログを書く力士の先駆け的存在だった
「平成17年2月1日に始めてますね。横綱貴乃花関(現親方)が引退して若貴ブームが去って、『満員御礼が途切れた』とかニュースになったり、相撲人気が下火になるつつあった。多くの人に認知してもらう取り組みをしたいという気持ちだった」
--心掛けたことは
「相撲界は閉鎖的と見られがち。露出を増やして少しでも認知してもらって、見てもらいたいと。本当のお相撲さんはどうなのか分からないと思ったので(一般の人に)近づけられたらと思っていた」
--日大時代から詳しかった?
「そういう訳ではなく、サイバーエージェントの人と知り合ったのがきっかけ。パソコンは持ってましたけど」
--師匠の出羽海親方(元関脇鷲羽山)にはブログを始める際、どう切り出したのか
「1回も言っていない。悪いことをしている訳じゃないですから。もちろん、責任感はあったので(書き込む)言葉遣いとか内容には気を使ってきた」
--周囲の反応は
「表だって悪く言われたことは一度もない。『良いことですね』と言ってもらえることが多かった。幕内上位から小結の頃が最盛期で、1日に84万ページビューあった。コメントも1000を超えていた。平均でも20万ページビューくらいあった。当時は特に考えなかったけど、今振り返ると観てもらえていたなと思う」
--力士たちの反応は
「特に言われたこともなく、でも、『ブログに載せてくれ』という声はあった。逆にこちらから誘って出てもらったこともあった。部屋によって(露出に対する)方針が違うので誘えない力士もいた。ライバルとして土俵で対戦しているので、『仲良くしている様子を書き込むのはどうかな』と考えたこともあった。自分は豊ノ島関と仲が良いんだけど、それだけに対戦の時は燃えるものなんです」
--続けてきて良かった点は
「『初めて相撲を観に行きました』『興味が湧いた』とコメントをもらって、やって良かったなという感覚はあった」
--難しさもあったのでは
「『ブログをやっているから成績が落ちた』とか、よく言われたりしたけど、自分としては趣味でやっているつもりはなかった。使命感で続けられた。答えは一つでないので、周りの反応が良い悪いはあるにしても、どうやりたいかが重要。自分はいろいろな声をもらって勉強させていただいた」
--現役時代のブログは平成22年夏場所後に更新が止まった
「あれ(野球賭博での謹慎)があったから。きつかった。その問題がなかったら(ブログを)やっていたと思う」
--同時に幕下に落ちたが
「応援してくれる人がいたから現役を続けられた。応援してくれる人に復活した姿を見せたいと思ってやっていた。幕下に落ちたからブログをやらないということではなかった。逆に『幕下だと、こういうことがある』と発信できたかもしれない」
--親方として情報発信するのは現役時代とどう違うか
「拘束が少ない。フランクにできていると思う。現役の場所中は気持ちが乗っていなくても『やってられないよ』とは書けなかったかな。『どこが痛い』とかも言えない」
--引退相撲が29日に迫ってきた
「1人でも多くの人に足を運んでもらって、興味を持ってもらって、その1%でも2%でも本場所に足を運んでもらって相撲は面白いと思ってもらいたい。引退相撲は自分ができる興行。被災して埼玉県に一時避難している方々、保育園児、アメフトのチームなどを招待する予定。埼玉県草加市の学校関係で相撲に携わっている方々には2階席を寄付した」
--動画サイト「ニコニコ動画」を使い、角界では初めてネット中継する
「何か言う人もいると思うけど、全く相撲を知らない層に対しての発信だと思っている。これをきっかけにして、(引退相撲に)来られない方が興味を持ってもらえればいいと思う」
--角界のネット利用についてどう考えるか
「方向性の問題だと思う。相撲協会が金銭的なものに繋げようとするのか、認知のために活用するのか、これは一概に何とも言えない。ただ、(他の団体と)コラボレーションできることはあると思う」-産経新聞
■稲川親方 元小結普天王、本名・内田水(うちだ・いづみ)。昭和55年8月28日生まれ。熊本県出身。日大2年にアマチュア横綱となり、平成15年初場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵。15年春場所に新入幕を果たし、新小結に昇進した17年秋場所で横綱朝青龍を破った。幕内在位33場所で敢闘賞、技能賞を1度ずつ受賞した。現在はブログ「元普天王 稲川の日々」で親方としての日常を綴っている。
東京都は1月19日、第2週(1月9日~15日)における都内のインフルエンザ患者報告数が定点あたり3.22となったことを受け、インフルエンザの流行開始宣言を行った。
第2週において、東京都内の419カ所のインフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は、前週(1月2日~8日)の定点あたり0.94から急増し、流行開始の目安となる1.0を超える定点あたり3.22となった。
また第2週における、学校などの臨時休業は、幼稚園で1件、小学校と中学校でそれぞれ3件発生している。
なお、昨年の第36週(9月5日)以降で1月15日までの間に、インフルエンザによる集団感染が発生した学校などの施設は27カ所となっている。集団発生による患者の遺伝子検査の結果は、「AH3亜型(A香港型)」が16件(76.2%)、「B型」が2件(9.5%)検出、「陰性」が3件(14.3%)となっている。
東京都では、手洗いや咳エチケットなど予防と感染拡大防止を呼びかけている。-RBB TODAY
MozillaはFirefox 4のリリース後に、Firefoxのメモリ使用量を削減する取り組み「MemShrink」を開始した。Firefoxは3系でかなり改善が進み、メモリ使用量からみても相応の成果をあげている。しかし、多くの新機能の追加と性能改善が行われたFirefox 4で再びメモリ使用量が増大。「メモリを食い過ぎる」とユーザから非難されるようになった。
Mozillaはこうした指摘を踏まえ、Firefoxの使用するメモリ量を削減して安定性の向上や速度の改善などを目指す「MemShrink」プロジェクトを発足。すでに本格的な活動が開始されてから半年ほどが経過している。
今回「Notes on Reducing Firefox’s Memory Consumption」に、これまでの「MemShrink」の取り組みや今後の課題などをまとめた資料が掲載された。「MemShrink」の成果は毎週発表されているが、これまでこのようなまとまった資料は公開されていなかった。資料では、この半年ほどでどういったドラスティックな変更が実施されたのかがわかりやすくまとめられており参考になるだろう。
公開された資料では、Firefox 4におけるメモリ使用量増大の主な原因として、次の3つを主に取り上げて紹介している。
・JavaScriptエンジン「JaegerMonkey」が消費するメモリ量が多い。ガベージコレクションの動作判定が緩く、ガベージコレクションが実行されないシーンが多い。また、表現系を32ビットから64ビット(fatvals)へ変更したことで、処理速度は向上したもののメモリ使用量が増えてしまった。
・画像の展開処理をすべて行っていることに問題があった。バックグラウンドでローディングしているページにおいても先に画像を展開していた。(これは現在フォーカスしているページのみ画像を展開するように後ほど変更。フォーカスがなくなったページからは規定時間経過後、展開した画像データを削除するように処理を変更している)
・新しいHTML5パーサにバグがあり、innerHTMLセット時にメモリリークしていた。
「MemShrink」では、まず利用されているメモリの状況を正確に把握することが重要であるとし、「about :memory」で表示されるメモリ使用状況の報告内容の改善を実施。改善は逐次実施されており、最新版ほどより詳細な報告をするようになっている。以後さまざまな改善が実施されるが、特にインターナルフラグメンテーション発見とその削減の取り組みが大きな成果を上げたとしている。この取り組みは当時、「ダークマターの発見」として大きく注目された。
Firefoxはメモリ確保にjemallocを採用している。jemallocは動作のシンプル化と高速化のために、要求されたメモリサイズに対して、実際には区切りのよい大きめのサイズを確保する仕組みになっている。この仕組みでは使われないメモリ領域が生まれることになるが、その分動作は高速になるし、ソースコードの見通しも良くなる。
「MemShrink」では実はこの無駄な使われないメモリ領域、インターナルフラグメンテーションが考えていた以上に多くあったとして改善に取り組み、なるべく無駄が出ないようにメモリを確保する処理への書き換えを実施。結果的にメモリ使用量の削減に成功したとしている。「MemShrink」の取り組みが開始されたのはFirefox 7が開発版の段階にあったときであるため、Firefox 7から大きくメモリ使用量の削減が実現されている。報告によればおおよそ次のような削減が実現されているという。
・Firefox 7 - 6と比べて20%から30%の削減 (場合によっては50%ほどの削減)
・Firefox 8 - 7と比べて14%の削減
・Firefox 9 - 7と比べて30%の削減
・Firefox 10 - 数値はまだないが削減していると報告されている
・Firefox 12 - 数値はまだないが削減していると報告されている
「MemShrink」では、メモリ使用量の削減に向けすでにいくつかの作業項目をあげており、今後もメモリ使用量の削減が進むと見られる。今後の主な作業内容としては、次の項目が紹介されている。
・JavaScriptガベージコレクタを改善し、現在存在している多くのフラグメンテーションをより少なくするようにする。
・より優れた画像展開処理の実現。
・PCやOSのメモリ状況に応じて動作を変えるアダプティブ処理の実現。
FirefoxはFirefox 7以降、リリースごとにメモリ使用量の削減を実現しており、今後もさらに改善すると見られる。
Firefoxのメモリ使用量の多さが原因でほかのブラウザを利用しているユーザは、このようにメモリ使用量を削減している最新のFirefoxについて、利用に値するかどうかを再度検討してみるのもよいだろう。
(後藤大地)
[マイナビニュース]


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