ツイッター上で繰り広げられた、ソフトバンク・孫正義社長と原口総務相の、解除の是非を問う“舌戦”が話題となった、携帯電話の「SIMロック」問題。とはいえ是非うんぬんの前に「そういやSIMってなんだっけ?」と思っている読者もいるだろう。そこで今回は、SIM(SIMカード)の基礎知識から、現在日本がSIMロックを採用した理由までを整理しておこう。
まず「SIMカード」とは、携帯電話を使ううえで必要な、電話番号のような固有情報を記録した部品のこと。固有情報を端末から切り離すことで、ひとつの端末で複数の通信事業者を使い分けたり、その逆が可能になる。この状態が「SIMフリー」だ。一方、現在日本で採用しているのが「SIMロック」。これは、SIMカードと端末の組み合わせを制限する仕組みだ。たとえばA社のSIMカードを、他社キャリアの端末に差して使うことはできない。
日本がSIMロックを採用した理由は、大きく2つある。ひとつは、携帯電話普及のため導入された、端末の「販売奨励金」制度。端末代の一部をキャリア側が負担することで、利用者が割安に端末を購入できるほか、端末メーカーの開発費も軽減される。SIMロックがなければ、負担した端末代をキャリア側が回収する前に、他社キャリアに乗り換えられる恐れがあるというわけだ。
2つめはサービスの問題。使える端末を制限することで、トラブルサポートが容易になるほか、独自のサービスも開発しやすくなる。日本の携帯電話が他国に比べ格段に高度な機能やサービスを提供しているのは、SIMロックのおかげともいえるのだ。
具体的な方針は6月に出る予定だが、現時点では解除の方向で話がまとまるという見通し。実現すれば、海外製の端末を日本で使えるなどメリットも多いが、一方でSIMロックを前提に開発されている現行の端末やサービス、料金体系をどうするのか、という点も懸念されている。問題は意外と複雑なのだ。-web R25
米Googleは5月21日、モバイルOSの新バージョン「Android 2.2」を発表した。Flashやテザリングに対応し、間もなくリリースの予定だという。
同OSは新しいコンパイラ「Dalvik JIT」を採用し、バージョン2.1よりも2~5倍高速という。またブラウザにはV8 JavaScriptエンジンを搭載して高速化を図っている。
Flashに対応するほか、Android端末をWi-Fiアクセスポイントにするテザリング機能、デスクトップから携帯端末への音楽ストリーミングなどの新機能を備え、アカウントオートディスカバリやカレンダー同期などExchangeサポートを強化し、リモートからのデータ消去などのセキュリティ機能を活用できるデバイスポリシーAPIも提供する。
Androidデバイスは数週間以内にバージョン2.2にアップデートできるようになる。開発者はAndroid 2.2 SDKをAndroid向け開発者サイトからダウンロードできる。 -ITmedia News
パピレスは、電子書籍レンタルサービス「電子貸本Renta!」のiPad向けサイトを5月28日に公開する。1冊100円から。
iPadの国内販売に合わせてサービスをスタート。コミックや小説、実用書、グラビア写真集など6500冊を超える電子書籍コンテンツが読める。
同社の電子書籍配信システム「MEDUSA」(メデューサ)を利用し、特別なアプリケーションをダウンロードしなくてもブラウザ上で書籍を閲覧可能。レンタル時間が書籍ごとに決まっており、48時間から無制限まで時間を限って閲覧できる。
iPadでコンテンツを開くと本の表紙を表示し、ページをタップすると読み進められる。しおり機能も搭載し、本を閉じると自動でマークされ、次回閲覧時にはそのページが開く。iPadを横に倒すと拡大表示する拡大モードも備えた。
利用には無料の会員登録が必要。PC向けサービスなどとも連携し、PCで借りた本をiPadで読むといったことも可能だ。
新入荷コンテンツの確認と、その無料サンプルの閲覧ができるiPadアプリ「Renta! 100円貸本 for iPad」のリリースも予定している。 -ITmedia News
BitDefenderは18日、Twitterで操作可能な「ボットネット」を確認したとして、注意喚起する文章を発表した。
「ボットネット」とは、マルウェアに感染することで不正攻撃に荷担してしまうコンピュータ群を指す。これらのコンピュータ群を操作するには、マスターコンピュータから命令を送信する必要があるが、この動作にTwitterを経由するものが登場したという。すでにボットネット用のSDK(ソフトウェア開発キット)が登場しており、潜在的・爆発的な感染拡大の予兆があるとのこと。自分の思いどおりのボットネットを作成したい場合、攻撃者は「TwitterNET Builder」と呼ばれるSDKを起動してTwitterユーザー名を入力するだけで、さまざまな設定が行えるという。
作成されたボットは定期的にTwitterサイトの指定されたプロファイルのツイートを調べる。そして、ツイートのなかに「.VISIT」「.DOWNLOAD」「.DDOS*IP*PORT」などの特殊命令が含まれていると、それに従って、感染しているパソコンを秘密裏に操作する。こうして、感染パソコンはTwitter経由で操作され、攻撃を開始することとなる。
特定のTwitterプロファイルを参照するため、そのアカウントが削除されれば、このボットネットは機能しなくなる。しかしBitDefenderでは、携帯電話からたったテキスト1文をTwitterに送信するだけで、DDoS攻撃を開始できるという、このマルウェアには大きな危険性があるとして注意を呼びかけている。同社では本件に関連したトロイの木馬「Trojan.TweetBot.A」を検出し、これを削除するツールをサイトで無料提供している。-RBB TODAY
米アップル社の多機能情報端末「iPad」には、電子書籍端末としての機能にも注目が集まっている。先行して発売された米国では、電子ブックをiPad にダウンロードして読む人が増えているようだ。
ところが、アップルは日本の一部の書籍コンテンツに対して、配信を認めないようだ。その対象は、マンガ。性的な描写や暴力シーンが少しでも含まれていると「判断」が下されると、iPad用に電子ブック化されない恐れがある。
■暴力シーンでないのに「却下」
iPadには、電子ブックを閲覧する機能がある。米国版では、「iBooks」というアプリケーションをダウンロードし、購入した電子ブックを読むことが可能だ。米国での電子書籍のダウンロード数は、2010年5月7日(米国時間)時点で、150万冊に達した。
日本でも5月11日、約600の書店が加盟する東京都書店商業組合がiPad向けに電子雑誌を販売することを明らかにした。携帯電話向け電子書籍販売サイトを通じて、6月にスタートする予定だ。大手出版社は3月24日に「日本電子書籍出版社協会」発足を発表。日本における電子出版事業をどう推進していくか、検討を重ねているとみられる。
日本での普及には、電子書籍コンテンツそのものの拡充が必要だが、ここにきて別の「問題」が浮上した。日本のマンガが、アップルの「審査」に引っかかったようなのだ。電子出版事業を手がけるボイジャーの萩野正昭社長が、ネットニュースのインタビューで明かしたもの。ボイジャーが関与した講談社のコミックをiPhone(アイフォーン)用のアプリケーションにして、アップルのコンテンツ配信サービス「iTunes store」に申請したところ、約30%が却下されたという。暴力シーンではなく疫病で血が流れた場面や、女性の胸がハプニングで露出したシーンも「残虐」「エロ」と判断された可能性があるようだ。
このニュースは「2ちゃんねる」で早速話題になった。
「手術の血も駄目なのか」
「結局、電子書籍普及せずwww 外国の作品充実したって誰も見ないもんな」
「アメコミも暴力シーンあるからNGなん? スパイダーマンとかX-MENとか」
と、「マンガ禁止」への落胆ぶりが見て取れた。
■セクシー系アプリも大量削除
講談社広報室に電話で取材すると、この件についてはノーコメントとし、「アップルの基準で決めたことでしょうから、アップルに聞いたらどうですか」と、けんもほろろ。そこでアップルジャパンに、どんな基準で性的、暴力的と判断するのかを尋ねると、これまた「コメントできません」。さらに、「日本の書店で販売されているマンガが、なぜアップルでは『却下』なのか」と質問するが、これも「ゼロ回答」。どこの国のどんな基準で「性的」「暴力的」と区別するのか、分からずじまいだった。
ただアップルは、「そぐわない」と判断したコンテンツに対して、さらに神経を尖らせているようには見える。2月には、アプリケーション配信サイト「アップストア」から「セクシー系」アプリが大量に削除された。また日本でも、自分が開発したアプリが「性的描写」を理由に却下されたが、詳しい理由は何も告げられないとブログで嘆く人もいる。一方で、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」が配信する、女性の水着写真を掲載したアプリは今でも入手可能と、今ひとつ基準が不明だ。
関係者は誰も何も答えないが、iPadで読める電子ブックも、入手できるアプリケーションも、アップルのさじ加減一つで決まる恐れが出ている。-J- CASTニュース


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